♂獣人達の盛り場ログ - ヴォルド♂竜人×ラズル♂蜥蜴人
ヴォルド♂竜人
(月の輝く晩の、とある街の港湾地区を、黒い竜人がその大柄な身体に見合わぬ速度で走り抜けていく。その竜人が身を包む、筋肉質な身体をはっきりと浮き立たせた黒に銀のライン輝くヒーローコスチュームは、先ほどの戦いのせいかところどころ破れていて。追い詰めるも辛くも取り逃がしてしまった敵は、バイザー越しに見える目の前の人気のない古い倉庫に逃げこんだのを捉えた)
チッ…手間かけさせやがって
(とはいえ、ここならば逃げ場もないはずだと息を整え、正々堂々と錆びついた鉄の扉を蹴り開けると最低限の警戒しつつ、周囲を見回し)おとなしく出てきな!抵抗しなけりゃ悪いようにはしねぇぜ(分析機能付きのバイザーはすでに敵を捉えたが、気づかないふりをしつつ奥へと進む)

ラズル♂蜥蜴人
はぁ……はぁ……
(息も絶え絶えに、逃げ込んだ港沿いのある古倉庫。乱雑に置かれた貨物を退け、暗闇の中に体を溶かす。そして、自分のした失態を振り返っていた。あれほど意気揚々と、「見事あの黒竜の首を持ち帰って見せましょう」などと上層部を煽っておきながら、まさか首どころか、最終的に服を裂いただけとは)
……!
(錆び付いた扉が開け放たれ、一瞬差す月光。それはすぐさま憎き宿敵に隠されてしまう。大人しく出てこいとほざく相手に、大人しく出るワケがない)
……
(ローブ裏に隠していた煙幕弾を手に取り、放り投げる少しの爆発音と共に、倉庫内に立ち込める煙。風の無い夜だ。扉は開けたままでも煙は逃げにくい。それを見込んで逃亡する算段であったらしい、煙が目の前を白に染めるとすぐに倉庫から出ようと走り出す)

ヴォルド♂竜人
(あっという間に倉庫内を満たす真っ白い煙。一瞬毒ガスの類かとも警戒して息を止めて口元を覆うが、すぐにそうではないと分かれば、バイザーを赤外視モードに切り替え、出口へ駆け出す相手の襟元を後ろから掴む。スーツによって増幅された力で自分よりかは幾らかは体格に劣るとはいえ、成人の雄を軽々と自らへと引き付け、更にその力のままに倉庫の奥の方へと投げ飛ばせば、その背中はしたたかに壁へと打ち付けられるだろうと)
…ふぅ。ったく、それで終わりか、蜥蜴野郎
(ヒーローらしからぬ獰猛な笑みを浮かべつつ、徐々に晴れていく煙の中、ゆっくり相手の方へと歩いて行き、そしてその側でしゃがみこむとローブによって隠れた顔を晒させ、バイザー越しに見下ろす)
俺はそこらの甘っちょろいヒーローと違って優しくないんでな。覚悟しろよ?

ラズル♂蜥蜴人
(煙にたじろぐ相手を他所に、いけると思って出口を目指す――――が、それも虚しく、襟元を強い力で掴まれては、まるで重力が傾いたかのような勢いで奥の壁へと投げ飛ばされる)
――っぐッ!!
(その痛みは強烈で、思わず声を出さずにはいられない。視界が開け、投げ飛ばした相手が不敵な笑みを見せつけつつ歩み寄る様を見て、ふっ、と嗤う。顔を晒され、相手のその表情が嫌でも良く見える)
……全く、どちらが悪者か、わかりゃしない――
(まだそんなことを言える余裕は残っているようだ。その証拠に、見上げる蜥蜴の眼光は鋭い。ここで抵抗をやめる気はないようだが、いかんせん先ほど壁に打ち付けられた“痺れ”が効き、動きがあまりとれないらしい)
――つい先程……ここに来る最中に増援を呼んでおいた――。お前がここでおれを倒しても、お前は袋のネズミ……いや袋のドラゴンだ
(余裕の理由はそれであった。言い終わると、罠に引っかかったと言わんばかりに高笑いする)

ヴォルド♂竜人
(見上げてくる相手の眼差しはまだ諦めをみせてはいない。それでこそ折り甲斐があるものだと、ますますとマズルの端を釣り上げてニヤつきを深めるも、続く相手の言葉には表情を変えて、大きな溜息を一つ)
あー…。ったく。なんてことしてくれんだ、めんどくせぇ…(せっかくの状況が台無しにされたと、ひどく落胆した様子で肩を落とす。だがおれもつかの間)…ま、ヤることは変わんねぇけどな。考えようによっちゃ、ギャラリーを呼んでくれたってわけだ
(どうせこの周辺でそう苦戦する敵が出てくるとは思えない。そう思えば、明らかに高を括った様子で、むしろ何かを企むような笑みを深めたようで。余裕を見せる相手をひとしきり眺めたかと思えば、次の瞬間、鋭い爪で勢い良く相手のローブだけを引き裂くと、その鱗に包まれた無駄のないスラっとした肉体を己の前に露わにさせる)

ラズル♂蜥蜴人
(相手の落胆の声と表情と溜息に、こちらは益々笑い声を高めては、)
逃げるなら今のうちだ。何せ、おれらはそこらの甘っちょろい組織じゃ――――は?
(折角気の利いた言い回しで返している途中だったのに、スパッと切られては、ヤることだのギャラリーだのよく分からないことを言われ、勝手に高を括っている)
何を――――
(聞き返す前に、竜の鋭い爪が、ご自慢のローブを一直線に切り裂いていく。始め、このまま殺られると思ったのか、目を瞑ったが、血は出ていないどころか、服を裂かれただけで、面食らう)
――仕返しのつもりか
(と、相手のコスチュームの裂かれた部分を見遣りつつ訝しげに尋ねる。ローブの中身は、ツルツルとした素材の暗い色の肌着が上下あるだけの、動きやすそうな格好であった)

ヴォルド♂竜人
(無駄のない筋肉のついた四肢がはっきり浮かび上がるその姿に、満足気に笑う。片手でがしっと相手の身体を壁に押さえつけると、鋭い爪がその滑りのよい素材の布地の上を胸元、腹筋の溝と、その下にある柔らかい鱗をくすぐるように、つーっと滑っていく)
そうでもあるが、違ぇとも言えるな。悪人には相応の罰を…ってのが俺のやり方でね。二度と変な気を起こせねぇよう、しっかり身体に教えてやるのさ
(さらに、その指先は相手の股間の方へと降りていく。自分と同じく爬虫類科の身体を持っていれば、本来であれば身体に張り付くような素材の下着であればはっきりわかるであろう膨らみのない、縦割れのあるその周辺へと)
テメェのせいですっかり身体が熱くなっちまったんだ、責任とってもらうぜ
(中途半端にくすぶる戦いによる興奮の熱はそのまま身体の中にくすぶる。それを発散するかのように、薄い布切れを爪で引っ掛けると更に股間の周辺だけを切り裂く)

ラズル♂蜥蜴人
……っ!
(壁にビタっと押し付けられ、短い唸り声を上げる。そして肌着の上をつぅと下る指先は、くすぐったくもあると同時に、どことなく不気味さを感じる。そして相手が“罰を与えるやり方”などというものだから、)
……へぇ、それはまた大層なご趣味をお持ちのようで
(と、呆れた表情で言う。煽り気味になると敬語風の口調になるのは癖らしい。しかし、指先があまりに下に行くものだから、流石におかしいとおもって)
――おい
(と、静止させようとするが、その前その爪はまたも蜥蜴の服を、呆気なく引き裂いていく。自分の秘部を露出され、相手の言わんとしている事を、嫌々ながらも理解しかけ、しかし心のどこかで「それはないだろう」と拒絶する。その感情が顔に露わになる)
――はっ、罰だ責任だ仰ってますけど、結局はただのド変態ヒーローのようだなぁ?
(と、口では相変わらず煽っているものの、表情が追いついていない)

ヴォルド♂竜人
(この程度の罵倒はもはや慣れたもの。表情を見れば先ほどまでの余裕が消えかかっているのはよくわかり、ますますと一笑に付して)
ハッ、ほざけ。その変態ヒーローとやらに無様に負けちまったのはどこのどいつだか
(今度は露わになった縦割れの、その周辺をなぞるようにして爪が甘く引っ掻いていく。薄い鱗の表面をかりかりっと小さく音をたてて滑るそれは、時折割れ目の中に入り込み中の肉まで撫でて)
なに、コッチの良さを知っちまえば悪い事を考えようなんて頭はすぐに吹っ飛んじまうぜ?
(からかうようなニヤつき笑いを更に深めてみせると、つぷっとその肉の中へと最初は爪が挿し込まれ、隙間が作られると続いて指先が滑り込み。あくまでも丁寧に、痛みを与えないようにその割れ目から覗く肉を柔くかき混ぜていく)

ラズル♂蜥蜴人
……くっ
(案の定ド変態であることを認めながらも罵声が全くと言っていい程響いていない所を見ると、より余裕が無くなっていく)
……そもそもおれは負けて――な゛ッ!?
(気付けば、指先はいやらしくも股間の溝周りを撫でている。それが時折中に入りかけ、内部に触れる)
……っ、っっ…!
(気持ち良いというよりかは、どちらかというと、むず痒い刺激であり、息が詰まるような苦しさを感じながらも声を殺していた。他人に触れられるのは初であろうそこに、遂に爪先が掛かると、)
――――ぁっ
(それを見た瞬間に目を見開く。「それはないだろう」と思っていたことが、現実になったからだ)
――あぁっ、がッ……
(隙間といってもあまり自慰はしない彼のスリット内はかなり狭い。未だに苦悶の嗚咽を繰り返す中、生理反応なのか、そうでないのか、まるで潤滑油のような体液が内部に染み始める)

ヴォルド♂竜人
好き勝手嬲られてる癖になに言ってやがる?
(キツく絡みついてくるスリット内を指で探りまわれば、蜜がとろりと溢れてきてバイザーの下に隠した目を細める。滑りがよくなれば、ますますゴツゴツとした感触の指の動きは活発になり、ぐちゅっ、とわざとらしく水音を立てて一層その状況を相手にもわかるようにして)
近頃の怪人ってのはよっぽど禁欲的なのか、処女みてぇな狭さじゃねぇか。悪事は働くくせにワルい事はしてねぇってわけだ
(からかうような笑い声がまたひとつこぼされて、段々と縦割れの中の肉を熱くしていく感触に余計に激しく指が動かされる。その中に収納された一物にも触れると、徐々に芯を持ち勃起し始めるそれを、更につきこんだ二本の指で根本から引っ張りだして先端をスリットから顔を出させる形にさせ)

ラズル♂蜥蜴人
――っ、あ゛ァッ、
(「お前が動かせなくしてんじゃねーか」と反論するつもりが、より激しくなるナカの指の動きによる刺激に掻き消される。自分の意に反して出た水音がやたら聞こえると、クソッと小さく呟く。その分析バイザーに、そしてバイザー越しに何が映っているのか。考えるのも嫌になってくる)
……はぁ……その言葉……っ、真逆にして返してや…っ、る……ッ!
(会話も若干ままならなくなってきている。そして、滑りが良くなってきた内部の奥にある、これまた刺激によるものか、徐々に競り上がる、独特の肉棒を触られると、その刺激に目を見張り、直後、覚悟をして目を瞑る)
……ッ、あぁァッ……!(ズルりと外界の淵まで引っ張り出されたそれは、スリットから数cmほど、淫靡に照りながら顔を覗かせている。そして遂に蜥蜴は、一番訊きたくなかったことを訊く羽目になる)
……どこまで……やる気だ……

ヴォルド♂竜人
はっ、褒め言葉をどうも
(相変わらず涼しげに、そして相手からも見えるはずの口元には楽しげな笑いが浮かんでいる。)
言ったじゃねぇか、悪事の事を考えられなくなるまで、ってな。…おら、威勢のいいこと言ってる割にはチンポも反応しちまってるみてぇだぞ。どこまで保つかな
(冗談めかしていっているが、その手つきもバイザー越しの目つきも、真剣そのものだ。一旦指をスリット内から引き抜くと、出てきた一物を軽くしごき立てて雄としての快感を与えつつも、たっぷりと粘液を指に絡めたところで再び中へと侵入させていき、狭かったそこをどんどんと指先がほぐしていく。指の三本目までが挿入されると、中はあっさりと解けて濡れて、相手の意思とは裏腹に着々とその指以上のモノを受け入れる準備が整いつつあり。それ以上に、そのスリットの中へと雌としての快楽を植え付けるよう、巧みな手つきでじゅぶっ、じゅぶっといやらしく濡れた音立て、しっかりと愛撫を施していく)

ラズル♂蜥蜴人
……ッ!
(「悪事のことを考えられなくなるまで」と聞いて、背筋が凍りつく。それはつまり、下手をするとこちらの意識がトぶまでということでもあったからだ。噂には聞いていた。自分組織の仲間も数人が可笑しな様子で帰還したのは目にしていた。それが、まさか、こんな淫乱に犯られていようとは……そう思うと、妙な悔しさが込み上げてくる。そんな心を置き去りに、)
っ、…ちくしょぅゥッ、っ!
(体は自慰をする時と同様の反応をしてしまう。下腹部を中心に体がびくんと脈動し、それにあわせて扱かれているモノが揺れる。未だに体積を増し続けるその先端からは、第二の潤滑油がトロっと一筋垂れ流され、溝の中へと伝っていく。精一杯の抵抗を試みるがそれも虚しく、スリット内が雌性器になるのを、唸りながら受け入れるばかりであった)

ヴォルド♂竜人
(気づけば、相手と同じ構造であろう自分の股座も相手の淫靡な姿に煽られて、熱り立ち窮屈なスーツを押し上げて存在を主張している。ふぅっと熱いため息を吐き出すと、片手でスーツの前を留めるジッパーを下ろし、鍛えあげられた肉体と、赤黒い性器を露わにさせ。牙の生える口元を開け舌なめずりまでしてみせる)
イイ声で鳴くじゃねぇか。今更後悔しても遅えぞ。アレだけの事をしでかして許されるとは思ってないだろうな
(そんな状況を楽しみながらも、あくまでも淡々とした様子で事を進めていく様子には威圧感すら感じさせるかもしれない。そうして弄くり回すうち身体を跳ねさせ、スリットから完全に露出してビクビクと震える相手のペニスの先端からは先走りまでもが溢れて完全に快楽へと流されて行く様子が見て取れ)
…こんなモンか。援軍とやらが来るまでにはカタぁつけてぇしな
(中を弄くり回し強い刺激を与えていた指は急激に引き抜かれる。そして代わりに、露出した下肢から顔を出す一物をそのスリットへとあてがい、悔しさ覗かせるその表情を見下ろして一旦そこで留め)

ラズル♂蜥蜴人
……!
(気付けば、相手の下腹部は異様な出っ張りを見せていた。あぁ、こいつは愉しんでいるのだ。この状況を、心の底から――。本当、こいつ悪者の方が向いてるぜ、と、口には出したくても出せないので内で言う他ない。相手が徐ろにモノを取り出すと、やはり体格が良いお陰でもあるのか、自分のモノより一回りほど大きな気がする)
……うるせぇ……ッ!お前が勝手に悪事にしてるだけだろう……、がぁぁァァッ!
(自分はあくまで、組織の崇高なる目的の為にやったのだ。と、後悔はしていないようである。勢いよく手が抜かれると、次に来るものはもう分かりきっていた。増援はまだか。内心の焦りが高まる。まさか、上層部が許可を出さなかったのだろうか。普段ならとっくに着いていてもおかしくない時間なのに来ないのはそういうことだろうか。だとすると、後悔があるとすれば、上層部をコケにした、ただそれだけである。その悔やみも相重なって、食いしばりながら相手のモノが自分のスリットに触れるのを見つめる) (2/25 02:26:23)
ヴォルド♂竜人
(悪者に向いていると言われればなんの躊躇いもなく頷いたことだろう。はなから正義のつもりもなくただ裁けぬ悪人を私刑にしているにすぎないのは自覚済みだ)
はっ、組織の為にってか?その結果がこれとはな。ザマぁねぇぜ
(そんな相手をせせら笑いつつ、歯を食いしばってなんとか耐えようとする相手の顔をじっくり眺めて、たっぷりと焦らす…と言っても、実際にはそれほどの時間ではなかっただろうが、熱に昂ぶりきった身体ではそんな些細な焦らしすら長い時間に感じられた)
っは、いいぜ、その表情。簡単に折れちまっても面白くねぇんだ、…どこまでその顔が維持できるか、なッ!
(そしてそんな言葉を吐いている最中に、がしっと腰を掴めば、一気にその狭い隙間へと先端を侵入させる。解して熟れさせたとはいえ、処女の縦割れは狭く相手のモノよりも一回りは太いソレが入りきるには相当な抵抗がある。とはいえ、潤滑にすっかり満ちて濡れた中は滑りによって受け入れる様子を見せ、ついには己の腹へと相手の性器が当たるところまで腰を相手の身体に近づけて、奥まで沈めきり)

ラズル♂蜥蜴人
......お前に...っ、お前に何が――!!
(組織のことを言われ、痛い所を突かれ、笑われた所為か、力の差では勝てないと分かっていても、怒りを露わにして拳で殴りかかろうとする。しかし、相手の胸板にたどり着く頃には勢いがなくなる。それどころか、相手の体に手を静かに宛ててしまう)
――ッぁぁああああっ!!あ゛っ、ゲホッ、ケホッ、うぅっ……!
(不意に膣内……ではなく、スリット内に入って来た相手のモノ。その痛み、異物感、それからくる苦しさ、悔しさ、そして奥の、性器に当たることで微かに、しかし確かに感じる性的刺激。全てを吐くように、咽るまでに絶叫する。目には初めて体感するその感触からか、薄ら涙が浮かんでいる。スリット内は侵入したモノを拒んでいるのか歓迎しているのか、拡げたにも拘らずきつく締め付け、モノに絡みつく)

ヴォルド♂竜人
(スリットの中は、元から受け入れる為であるかのように柔らかく、そしてぎゅうっとキツくと自分の一物に絡みついてくる。思わず歯を食いしばるほどの快楽が結合部から襲ってきて、喉奥が鳴らされて、また笑い声があがる)
…く…っ、こいつはすげぇ、まるで…雌のまんこみてぇに絡みついてきやがるな。…挿れられただけでそれか?まだ動いてもいねぇぜッ!
(卑猥な言葉で相手を煽りつつ、そうして突き挿れただけで入り口からじゅぶっと生理的な反射故か淫液が溢れでてくる。それを引き抜けば、スリット周辺にそのいやらしい液体の痕が飛び散り、淫らに照ってますます雌の性器と化してしまっているかのように見えるが、つきこべば相手の性器の根本とこすれ合って、雌の性器とも違う独特な感触を生み出し)今助けが来ちまったらお仲間にゃどう見られるだろうなぁ…?(相手の耳元で囁きながらも、試すかのようにゆっくりと腰を引き、奥へと差し込む。単純な動作ではあるが、狭い中をいやというほどに熱い質量がこすり上げる)

ラズル♂蜥蜴人
……っ、ぁあっ、あっ!
(自分の秘部に堂々とモノを射し込んでおいて、その刺激からか高笑いする相手を見上げる。余裕がもっとあったならば、いつものように敬語口調風の煽りを入れる所だが、今はもうそれっぽっちの余裕すら失せたようだ。相手が動き出せば、声も殺せず、本来は苦しさからくる嗚咽のはずが、ともすれば快楽に喘ぐ嬌声とも聞こえる。スリットの淵からは行き場なくしたスリット内の体液が、失禁したかのような量で漏れだし、下着の、裂けていない部分を濡らしていくあたり、確かに完全に雌のそれにも見えてしまう。蜥蜴のモノは、挿入時の痛みで一時的に萎えていたものの、奥を突かれ、根元が擦られると、自然に元の――いや、それ以上の膨らみを見せつけていた)
んっ!ぐっ!うあ゛っ!!あ゛ッ…
(先程の絶叫で喉が枯れかけているのか、声に濁りが混じる。この状況を見られたら――?部下に?他の組織の奴に?そう思うと、犯されている最中であるにも拘らず、口から笑いがこぼれてくる)

ヴォルド♂竜人
(徐々にストロークを早めていく最中、自分の言葉に対して笑いをみせてくる様子には、むしろ相手の願望ですらあると解釈し)
へぇ?仲間に見られるところでも想像して、アガっちまったか。まぁ、敵に縦割れ弄くられて挙句の果てにチンポを突っ込まれて悦んじまう野郎だもんなぁ、どっちが変態だよ、この変態蜥蜴
(その上半身を背中に回した腕で起こしてやると、相手の体重までもがかかるような形でより深くまで串刺しにする。ひっきりなしに淫らな液体を溢れさせ、ますますと卑猥な水音を大きく上げて淫液撒き散らすその結合部は、赤い肉がめくれ上がって見えて卑猥さを一層際立たせていき。狭かった内部は激しい抽挿によって完全に解きほぐされてぬるぅっと差し込む一物に絡みついてくるかのような感触)
っ、…ふぅっ、組織なんてやめて男娼にでもなったほうがいいんじゃねぇか?そのほうがよっぽど世の為にもなるだろうよッ!
(そんな感触をもっと味わおうと、一層腰の動きは激しくなり相手を追い立て、自らも上り詰めていく)

ラズル♂蜥蜴人
(「変態はお前一人だよ……!」罵りを受けながら、そう感じていた。何とでも言うがいいさ。この状況が見つかれば、お前がレイプ魔であることが組織の皆に晒される。組織伝いでその情報は街にも拡散されるだろう。どのみちお前も犯罪者の仲間だよ、変態淫乱ヒーロー……!)
……ッ!!っ、か゛あああ゛あ゛ァ゛ァッ!!
(背中を抱えられ、スリット内を串刺しにされるが如く貫かれては、堪らず声を上げ、先述の長ったらしい文句を言えるわけもなく、それでもその“頼みの綱”のお陰で笑みは止めない。よりこいつが淫乱れてくれればくれるほど、増援が来た時に良いからだ。しかし、追い込みが激しくなると、そんなことも碌に考えられなくなってくる)
〜〜ッ!かハッ、……やべぇ…ッ、んぁっ、クる…ッ!(喘ぎながら、抱きかかえられたことで、より相手の腹に擦れるモノは膨らみ、涎を垂らし、内部はさらに力が入り相手のを締め上げる)

ヴォルド♂竜人
(濡れた音を立て淫れながらも、相手の表情に余裕があることに気づく。そんな相手の内心を知ってか知らずか、こちらも笑いがこみ上げてくれば、まだ助けがくればどうにかなると思っているらしいことがなんとなく伝わり)
まさかとは思うが、これをネタに俺が追われる身になるとでも思ってるならお生憎様だ。…元からなんでね
(でなければこんなことができるはずもないと、一層容赦なく腰を振り立てる。そうすれば、相手の表情からはそうした余裕も一切消え去り、がつがつと腰を振り立て、中を激しくかき混ぜる。完全に相手の頭の中を真っ白にしてしまうつもりで、その体ごと揺さぶり、脳天まで突き上げ)
さぁて、そろそろイくぞ、変態蜥蜴ッ!ぐッ、おぉおっ!
(ぎゅうぎゅうと締め付けがなされたことで、一層快楽は強まり、それに追い立てられるようにして中で達した。熱い精液をそのスリットいっぱいに満たし、逆流させ入り口からは精が溢れてくる)

ラズル♂蜥蜴人
……!(まさか。相手の言葉を聞いたとき、驚きのあまりセックスから気が逸れそうになったが、)
ぁっ、ダメだッ!あ゛、ッ、出るう゛ゥっっ!!!(その衝撃に思わず相手に抱きつき、互いの腹に挟まれながら蜥蜴のモノも精を吐き出す。溜まっていたようで、その液は量ももちろん、濃さも相当なものであった。それはヒーローのコスチュームの上半身部分に飛び散り、染みてゆく。モノがまだ射出しようと痙攣する度に、内部の根元の肉も反応し、まだナカに挿入されたままの相手の棒を儚げにも押さえ付ける。スリット内は三つの液体が混ざり、それが互いの太股をゆっくり滴り落ちていく)あぁ………ぁ……(本当に、どっちが悪者だか、わかりゃしない。トびそうになった意識の中で、ヴォルドに抱きついたまま、ポツリそう思った)

ヴォルド♂竜人
(濃ゆい精液が放たれて、辺りは雄臭く染め上げられていく。射精後の余韻に浸る間もなく外が騒がしくなってきた。おそらく相手の呼んだ増援がやっと到着したのだろう。相手の罪は元からそう重いものではなく、命を奪う程ではない。これに懲りればとは思うがおそらくそう簡単にいくものではないだろう)
へっ、どうだ、ちったぁ懲りたか。…ま、その様子じゃムリだろうな。またヤられたくなったらいつでも相手になってやるぜ、そんときゃこんな野暮はやめて欲しいもんだ
(抱きつく相手を静かにその場に寝かせてから離れて、コスチュームを整え直すと、立ち上がる。入り口はひとつしかないが関係ない。精液と淫液でひどい有様になった相手を一瞥し、地面を思い切り蹴る。所詮数に任せて襲い来る敵は物の数ではない。そうでなくとも、なんとか包囲を突破すると、闇へと姿を紛れさせた──)