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2016年5月29日 - 2018年4月4日 未完

ライカ♂犬獣人
…っ♪(嬉しそうに尻尾を大げさに振りながら機嫌がよさそうにシャワーを浴びる一匹の犬。ついに…ついにこの日が来た…っ 気難しい恋人との距離をゆっくりじっくり近づけながら、ようやく誘ってもらえた彼の部屋の宿泊。夕方から二人が大好きな酒をたしなみ、そしてついに来たお楽しみの時間。彼に素肌で触れ合う念願のチャンス。期待と妄想で胸だけでなくあそこも膨らみそうになるのを必死に堪え、念入りに体を洗い終えて…)
ふぅ… よしっ…!!
(身体を拭き新調した下着を身に着け、小声で気合を入れるといつも以上にへらへらうれしそうな顔をしながら、彼の待つ寝室へと足を踏み入れる)
お待たせ…っ!イリヤ…っ!
(ベッドで読書をして暇をつぶしている恋人に鼻息荒く挨拶をすると、その隣に意気揚々と滑り込み彼を見つめれば、ドキドキと心臓が高鳴るのを感じて)


イリヤ♂白熊獣人
(半ば家出同然で出奔してきた魔法使いを受け入れてくれたある程度の大きさを持つギルドは、簡単な寮までもっていた。たまたま空いていたシャワーと台所付の部屋を宛がわれたのは、これまで寝食に苦労したことのない「箱入り」への試練だったのかもしれない。それでも少しずつ自分の好みに部屋を整え、恋人の催促を受け入れることができたのがようやくの今日。ほろ酔いもシャワーで温まった肌に程よく回り、本を抱えたまま、少し眠くなって欠伸をしたところに、恋人…といっても、まだ実感はあまりわかないのだが、とにかく特別な彼が戻ってくる)
ううん、ゆっくりできた?
(待ってたかと言われれば、よくわからない。首を傾げて本をサイドテーブルに置き、ランプの明かりを消す。うっすらカーテンに透ける月明りに、相手の体が自分の横へと潜り込むと、一瞬、どうして?と尋ねかけるが、恋人だったかと思い直し)
ふふ、そうだよね。一緒に寝るのも、初めて、だね
(まるで初めて出会った時の子供同士、そっと声を潜めて腕を伸ばし、相手の首の下へ潜り込ませて、腕枕を提供する)


ライカ♂犬獣人
うんっ!もう準備ばっちりだよ…っ!
(綻びそうになる口元を必死に保ちながら誇らし気に鼻息荒くして問いかけに答える。自分とは対照的に穏やかな表情をした少し年上の恋人に、負けじと大人びた表情を取り繕い優しく見つめて)
そうだね…オレはこの日を今か今かと待ってたんだよ…っ
(差し出された腕枕、本当だったら自分がしてあげたいところだったけど、恋人のやさしさに甘えて頭をゆだねる。いつも以上に近くにある恋人の優しい顔。今にでもキスをしたいと思っているけれど、緊張に高鳴る鼓動に真っすぐと彼を見つめるだけで精いっぱいだった…)
イリヤ…
(ちいさく恋人の名を囁いてゴクリと部屋中に響くくらいに生唾を飲み込むと、意を決したように目を瞑りマズルをおずおずとイリヤの口元に近づけていって)


イリヤ♂白熊獣人
(少々大げさな表現に思わず笑ってしまい、欠伸にうるんだ目を瞬かせて自分もベッドに潜る。学園の寮で仲のいい友人同士がこっそりと夜通し話をしているのを少々羨ましく思っていたのを思い出し、紆余曲折はあったものの、彼とそれだけ近くなれたことが嬉しく、また彼からもその申し出を聞き)
…君がそう言ってくれて嬉しいよ。ちょっと恥ずかしいけど、うん、嬉しいな
(また少し体を寄せて、腕に乗る重みをそのまま、相手の首裏の毛を軽く撫でてやる。また欠伸の発作が起こって、それを隠すために一度俯き、呼ばれるとすでに目をつむっている相手、穏やかな心持のまま、その体を抱き寄せ)
うん……ライカ、おやすみ
(相手をそのまま抱き込むようにして目を閉じる。暖かい体温が心地よく、今日はよく眠れそう)


ライカ♂犬獣人
……っ ん?
(もうすぐ待ちわびたキスができるとドキドキと期待に胸を躍らせているも、待てども触れるはずの口元にその温もりは触れられない。自分の期待とは裏腹に、抱き寄せられた身体、イリヤの体温を体で感じ、これはこれでうれしいのだけど、自分が想定していたものとは少し、いや大分違っていて戸惑いに目を見開き恋人を見る)
え、ちょ、ちょっと…イリヤさん…? おやすみって… え? これからじゃないの…?ね、ねぇ俺ら恋人だよね…?
(目の前に写るのは心地よさそうに目を閉じて寝ようとするイリヤの姿。まさか本当に寝るだけなんて、そんな訳はないはず…訝しそうな目をして恋人を見つめながら、その頬を撫でて安息を邪魔して)


イリヤ♂白熊獣人
(触れ合うと互いの体温に温められて同じソープを使った毛並みの香りが混ざり合い、これも心地良いと感じ、ため息を相手の肌に当てながら、体を置きやすい部分を探して、相手の背中を撫でてやる。その間も目をつぶり、心地よいままの眠りを待っていたが、相手が自分に声をかけたのと撫でられる頬に、顔をしかめ)
ん…恋人じゃなかったら、ベッドになんて入れないよ…なあに、やっぱり僕とやっていく自信なくなっちゃった?
(首を竦めてその頬をくすぐる手から一度逃げ、口にしてしまってから、その不安を意識してしまうが、口をつくのは強がりが先で)
……まあ、いいや。明日起きてから考えようよ。ほら、恋人らしく、おやすみのキス、してあげるから
(それでも放したくないと、腕は相手を抱くまま、相手の額の上で唇を鳴らし、また目をつぶる)


ライカ♂犬獣人
んっ… ……いや、いやいやいや…っ!! ちがうっ…!違うよ…イリヤ君…っ!!
(額にキスをされると思わず目を瞑ってしまい、少し呆けた表情を浮かべてしまうも、全く的を射ないイリヤの発言に少し大きな声を上げながら講義をしてしまう…)
俺らもう恋人なんだろ…っ? んで、初めてのお泊りじゃない…? だったら、することは一つしかないよね…!? 違うの…!?
(ずっと脳内に描いていたロマンティックな初夜は、自分の想定のずっと斜め後ろ方向に進んでいた。こんなはずじゃなかった、もっと素敵な夜を過ごすはずだった今日のことに思いを馳せながら、うっすら涙目を浮かべ語気を荒げて)
は、はぁん…そうか… そういうことか… イリヤは箱入りだからな… こういうことには初心だったのかな…? それはオレが悪かった…じゃあ、オレが恋人との初夜の過ごし方をレクチャーしてあげないとな…?
(そうか…イリヤはこう言うことを知らないんだな…勝手に思い込みうんうんと頷くと、抱かれる腕をすり抜けイリヤを仰向けにしその上に体を重ね)


イリヤ♂白熊獣人
(大人しくなるはずの腕の中の恋人は大声を上げて、恋人同士初めて横に眠る夜に異議を唱える。やはり自分と眠るのは嫌なのだろうかと腕枕をそっと抜こうとするが、言い募る相手の目が潤んでいるのを間近で見て動きを止め、ようやく相手の意図を知ると驚いた顔をする)
え…僕たちって、そっち、も、ちゃんとするの?
(考えてみれば不自然ではないのだが、自分たちを当てはめて考えれば違和感ばかり。唸るようにして首を傾けてから、相手を見て、自分の大きな手を見て、また唸っていると、今度は恋人がまたとんでもないことを言い出し)
ちょっと、失礼なこと言わないでよ。
(したり顔で頷かれると、今度は此方が抗議する。不名誉だとばかりに思わず声を荒げ、夜中だと思いいたり、口をつぐんだとたんに、天井を見る形に体をひっくりかえされ、相手が自分を見下ろし、やがて落ちてくる口づけに、胸がときめく。自分からも相手の唇に余韻を感じて、音を立てて離れるのを見上げているが)
…あのね、普通に女の子とえっちしたことくらいあるよ。バカライカ、もう、何考えてるのかな!
(それだけは言っておこうと、相手の頬を手で押さえて言い聞かせる)


ライカ♂犬獣人
何だよ…楽しみにしてたのはオレだけだったのね… わかるだろ…?オレがどんだけこの日を待ちわびたか…
(この日のことをまるで想定もしていなかった恋人の口ぶりに、へそを曲げたように少し眉をしかめる。どれだけ自分が相手に思いを持っているのかを教えようと、イリヤの股間に自身の熱を押し付けるその脈動を伝えて)
まぁいいや…っ へへへ…男とするのは初めてなんだろ…? じゃあ、オレに任せてくれていいから… いっぱい可愛がってやるからな…?
(唐突な口づけにあっけにとられた恋人の表情を見て、なんだかこちらもいつもの調子が戻ってくる。頬に差し出された手に優しく手を重ね握りしめてベッドに押し付ける。自分が雄役をやることに何の疑いもなく、主導権を握ろうと、再び口を重ねて、今度は舌を口内に滑り込ませ、恋人とと初めての大人のキスを交わしていく。高まる興奮、相手から伝わるその体温に舌の動きを止めることができなくなっていく。今まで溜め込んできたイリヤへの思いを吐き出す様に無我夢中でその舌にむしゃぶりついてって)


イリヤ♂白熊獣人
……ええ、ちょっと待ってよ、なんで、そこ、そうなってるの……
(毛布の中、乱雑にひっくり返された体は緩く開いた足の間に相手の体を置き、伸し掛かられる重みに僅かに顔をしかめていると、相手から体温以外の熱を感じ、上擦るように体をずらして首を起こし、指示語ばかりで声をあげる。じわじわと染み込むような熱に戸惑う顔をしている内に、手を押さえつけられ、また瞬き)
……ん、ん……
(忍び込む舌に驚くものの、相手の意図は伝わり、恋人だと思い出せば、キスは受け入れるべきで、自分からも望むことができた。緩く指を重ね、もう片方の手は、相手の首の裏を軽く掻いてやりながら、目を閉じ、首を傾け、滑り込む舌に自分も、滑らかな動きでそれを絡める。鼻にかかる声が自然と漏れ、唾液を飲み込むついでに軽く吸い付いてやったのは、経験が無いなどと思われた意趣返しに)


ライカ♂犬獣人
んっ…んんっ…
(ずっと望んでいた恋人とのキス。こちらの思いに応えてくれるように触れ合う口に、心臓は強く高鳴ってくる。キスをするのは初めてではないが、初めて舌キスのように、いやそれとは比較できないほどに心地の良い接吻に、もっと欲しいと強請るように、握り返された手を強く握ってその舌使いを激しくしていく。)
…はぁっ…はぁっ…イリヤ…っ
(どのくらいしていただろうか。呼吸を忘れるほど夢中にキスを貪って、口が離れると熱い吐息が漏れる。 興奮が頭がぼぉっとする。かっこよく主導権を握るつもりだったけど、そんな余裕もなくズボンの中で、既に固くなった下半身がイリヤにの身体に触れていて)
もっと、お前を感じたい…
(イリヤの服の中に手を滑り込ませ触れ合う面積を増やそうと強く抱き着きながら、再びそのマズルを激しく奪っていって)


イリヤ♂白熊獣人
(舌が絡み合う度に鳴る音と互いの乱れた呼吸が、なんだか信じられないほど甘く感じて、絡めた指を時折きつく握りしめる。顎をあげて相手の犬歯を舐め上げ、喉を鳴らし)
ぷは……ん、なんだろ……ちょっと、ドキドキするね
(名前を呼ばれるとはにかむ表情で囁き返す。よしよしと解いた両手も使って、その頭を撫でてやっていると、自分の下着の上、小突くような固さに気づき、困惑した顔をするが、それを口にする前に服が大きくまくり上げられたのがわかり)
え、なに……あふ……んっ……
(毛布の中、相手の手を抑えようとしながら胸の半ばまで捲り上げられた体を庇いつつ、また絡む舌に短く応えてから、強く自分の舌で押しやり)
は……え、キス、だけじゃないの……?
(相手のマズルを片手で抑え、もう片方は寝間着の裾を引っ張って戻そうとしながら、確認する)


ライカ♂犬獣人
ぁっ…んくっ…んんっ… はぁっ…は…っ キスだけで終われるわけないだろ…?オレが今何したいか…わかるだろ…?
(一度スイッチが入ってしまったら、自身で抑制をつけることもできない。むしろその抵抗がライカの欲情の火に油を注いでいった。マズルを抑える手の手首を掴むとそのままベッドに押しやって、抵抗を何のその寝間着をたくし上げていきその美しい白い毛並みを露わにしていく)
イリヤのお腹…っんんっ…はぁっ…めちゃくちゃいい匂い…っ
(さらけ出された恋人のお腹に顔を埋めると、その中で深呼吸をし恋人の匂いを堪能する。たがが外れたように欲望丸出しで、頬ずりをしてその心地よい温もりを強請って)
それとも…イリヤは俺とするのは嫌か…?
(お腹の上からイリヤをまるで捨て犬のような目で見つめながら、耳を垂らして問いかけた)


イリヤ♂白熊獣人
(カーテンの隙間から差し込む月のぼんやりした明りでも、相手の目が座っていることがわかる。手をまた押さえつけられると、ええ、とまた困った声が自分の口から洩れる)
もちろん、わかるけど……本当に…あ、ちょっとまって、ったら、なんで、お腹なの!
(戸惑いに目をそらしている内に、少々他種族より丸みのある腹部の上に顔を埋められ、思わず声を荒げて相手の頭を押しのける。予想外に響いた声に隣室と上の階住人らの苦情めいた声が飛び、声を抑え)
……嫌、っていうか…ちょっと、積極的すぎて、びっくりしちゃっただけだよ
(垂れた耳といつも強気なはずの目が哀願するようにこちらを見上げるのに絆されてしまい、抵抗を弱め)
……ほら、仕方ないな…もっとこっちに来て?
(かわいらしい顔の下、相手の顎に手をやって上向かせ)


ライカ♂犬獣人
へへ…だって、イリヤのお腹気持ちよさそうで、ずっとこうしたかったんだから…
(壁の向こうから聞こえる怒号に極まりの悪い顔をするイリヤを見て無邪気に微笑みを浮かべながら、ぎゅうっとその大きい体を抱きしめながら空なれることを拒んで)
…っ!!うんっ…そっちに行くっ!
(イリヤの許しが出ると、先ほどの表情は何だったのか、ぱあっと明るい表情になって尻尾がぶんぶん触れ子供のような笑みを浮かべる。元気よく返事をすれば尻尾をパタパタと揺らしながら、イリヤの身体に再び勢いよく覆いかぶさると、今度は嬉しそうに頬をペロペロと舐めあげて)


イリヤ♂白熊獣人
……それ以上お腹のこと言ったら、床で寝てもらうからね
(にっこりと声を抑えたまま、苛立った笑みを浮かべてみせるものの、抱きつかれるとため息をついて、顎の下に入れた手で相手の喉を擽ってあやし)
もう、現金な犬なんだから……ふふ、くすぐったいよ
(首を竦め、密やかな笑う声を漏らして、相手の下で体をよじり)いい子だから大人しくして?ちゃんと、僕が気持ちよくしてあげるから(相手の胸を優しく押して、反転して相手をベッドに寝かせようと体を起こす)


ライカ♂犬獣人
(ようやくやる気になった恋人を見て、喜びのボルテージは天井知らずに上っていく。期待で胸とあそこを膨らませながら鼻息荒く相手の愛撫に気持ちよさそうにしていると)
ん…?ちょ、ちょ…っちょっと待って…っ!! 気持ちよくしてくれるのはもちろんうれしいんだけどさ… えーと…そうじゃなくて… あの、一個確認させてね…? オレがイリヤを気持ちよくするんだよね…?  えと、つまりオレが雄だよね…?
(されるがままにベッドに押し付けられ、それと同時に放った恋人の言葉に眉間にしわが寄る。せっかくやる気になってくれて嬉しいのに、そこに水を差せばまた機嫌を悪くしてしまうかもしれない。でもでも、オレがやりたかったのはこう言うことじゃなくて…見下ろされる顔を取り繕うような笑みを浮かべながら恐る恐る聞いてみて)


イリヤ♂白熊獣人
(くふくふと秘密めいた笑い声を相手の耳に届けながらしばし擽ったがり、久しぶりにベッドの上に起き上がる。毛布をよけて寝間着を直し、相手の喉を擽りながら見下ろし)
うん……気持ちよくして?思ってもみなかったけど…たぶん、できなくはないと思うから……ただ、僕の、ほかの子より、ちょっと、お世辞抜きで大きいらしいから…ライカ、大丈夫だよね?
(昔数人の女性に言われた台詞を思い出し、相手の体の上で恥じらいに目元を染めて身をよじる。しかし、ちらりと相手をもう一度見降ろして伺う視線には、甘えるような欲を滲ませ)
雄同士なのは、散々、僕言ったじゃない。今更ここで確認させないで?
(よしよし、と、まるで処女を落ち着かせるような慈愛に満ちた掌で相手の頭から頬を撫でてやり)


ライカ♂犬獣人
ええっとね…イリヤ…あの気持ちよくしてくれるのとか、大きいのとか、すごく嬉しいんだけどさ…そうじゃなくてね…っ…!?
(どうやら遠回しすぎて自分の言っていることが全く通じてないらしい。目を泳がせ足りない頭をフルスロットルで回転させていると、頬を優しく撫でられ心臓がドキッと強く鼓動する。そのやさしい笑顔と手つきにまるでこちらが乙女になったかのような錯覚を覚え、うっとりと見つめ返してしまいそうになるが)
ちがうちがうっ!! もう、まどろっこしいっ… つまり、オレがイリヤに入れるんだよっ!!
(頭をぶんぶんと振り恋人に甘えたくなる気持ちを振り払うと、その大きな体を抱え反転し、再びイリヤをベッドに押し倒す)
オレが…イリヤを気持ちよくするから… な? いいだろ…?
(早く一つになりたいとギンギンに硬くなったあそこをイリヤの臀部に擦り付けると、お返しにとばかり優しく頬を撫でながら囁いた)


イリヤ♂白熊獣人
ライカ、かわいい…いっつも一生懸命な君が大好きだよ
(声を低めて雰囲気に呑まれつつ、遠い昔の出会いから思い返せば、全力でぶつかってくれたのを思い、撫でた頬に手を当てたまま、口を寄せかけたところを、またひっくり返され、ぽかんとした顔で見上げ)
ちょっと、せっかくいい雰囲気だったのに…恋人としてどうなの、それっ…て?
(立場逆転してこちらがあげる抗議の声が相手の声にぶつかり、頭の中で穴に棒が入るイメージを浮かべようやく理解する)
え、ちょっとまってよ。なんで?
(ぽかんとした顔で聞き返したところで、内腿に当たる硬く熱い感触はかなりの臨戦態勢。何ともよくわからない声が思わず漏れ)ライカ、僕をそんな目で見てたなんて……(なんとなく、自分の胸の辺りを庇うように体を縮めてしまうが、嫌悪よりも驚きの方が勝り、擦り付けられるのはそのままに。下着越しに肉付きの良い臀部を突かせて)


ライカ♂犬獣人
かわいいのはお前の方だって…っ それに俺のほうが大好きなんだからな…っ!
(男らしく振る舞おうと荒々しく鼻息を漏らしながらイリヤを切っりとした目つきで見つめ返し囁いて)
はぁ…ホントに鈍感なんだなぁ… オレがどんな気持ちで今夜に臨んできたか全然わかってなかったのね…
(考えてもいなかったとあっけにとられた恋人の表情を見て、深いため息をつき呆れた表情を浮かべ)
でも、これでわかったろ…?オレの気持ち… な?いいだろ…?
(興奮にいきり立つ股間をさらに押し付けたかと思うと、そのまま白熊の丸い耳を優しく甘噛みしながら、舌を這わせ囁いていって)


イリヤ♂白熊獣人
(完全に目が座ってる表情は男として理解はできるが、それで口説かれるのには複雑な気持ちがある。ええ、と、困惑に唸り)
鈍感も何も、そんな素振り、見てないもの……
(再会直後は思い出をお互い美化しすぎていたせいで険悪になり、和解して恋人同士になってからも、思い当たる節はなく、しかし、呆れた顔には納得いかず、とりあえず起き上がろうとしたところをまた押さえつけられ)
っ……ひぁ、耳齧らないでっ…まだ結論は出てないでしょ
(思わず上擦った声をあげてしまい、そのままの勢いで相手のマズルを片手で抑え、落ち着かせようと)


ライカ♂犬獣人
なんだって…そりゃないだろ こっちだって、イリヤに嫌われない様に…じっくりじっくり詰めていっていたつもりだったんだぞ…っ
(初めて二人で仕事をこなした祝いの場で酔ったふりをしながら肩を組んでみたり、暗い夜道、ドキドキしながらイリヤの手を握ったこと…思い返せば緊張しすぎて顔を見ることもできなかったが、まさかこんなにも伝わっていなかったことに少し衝撃を覚えながら)
ん、んぐっ… へへっ…いんや、もう結論は出たって… だってそんなかわいい声漏らしちゃう雄役なんていないもんね…
(マズルを抑えつけられ苦しそうなうめき声をだすが、すかさず片手でその抵抗する手首を抑えつけ、再び顔を近づける。頬にペロペロと懐っこく舌を這わすと、再びその嬌声の漏れる耳へと口を運び、優しく甘噛みを続けていって)
それにさ… オレのここ、イリヤと一緒になりたいって言ってるだろ…?
(腰を臀部にいやらしく擦り付けていき、その肉棒に伝わる熱い脈動を恋人に伝えていって)


イリヤ♂白熊獣人
き……らったりとか、しないけど……
(小さい頃から憧れていた友人同士の気安い接触、肩を組むだとかふざけて手をつなぐだとかそういう存在ができたことは喜ばしいことで、それを失うなど考えたくはない。なので、向こうが嫌われないようになどと殊勝なことを言われれば、それを少々恥じらいながら口にする。首を振り、まだ残る耳のくすぐったい余韻を収めようとしていると、手首を押さえ直され、先程無理やり知らないふりをした声を指摘されて、白い毛並みでありながら頬を赤らめる)
さっきはびっくりしたから……ん、あ、やっ……
(すっかり相手に抱きつかれて、熱の上がる身体と耳への愛撫に、先程相手を抱こうとした余韻が合わさり、自身も鼓動を速めて高ぶってしまい)
……はぁ…あの、ね…その、それと、僕の、擦りあいっこする、じゃだめなの?
(ほとんど指示語ばかりで言いづらそうに口にする。指示するために、くい、と相手の腰の動きに合わせて、自分も腰を上擦らせてみて、その羞恥に口元を隠して目を反らし)


ライカ♂犬獣人
へへへっ…イリヤって耳が好きなんだ…っ
(初めて見るイリヤの羞恥の表情に心は弾んでいく。もっともっと気持ちよくさせたら、この恋人はどんな声を出すんだろう、どんな表情を浮かべるのだろう…膨らむ妄想にライカの気持ちはさらに悶々としていき)
やだっ…すり合いっこなんかじゃ満足できない…っ!オレはイリヤと一つになりたいの…っ…!
(小さい子供が駄々をこねるように相手の言葉を遮ると、見せたことのないほど必死な表情を浮かべ訴えかけて)
ち…っちっちゃくて…かわ…っ!? イ、イリヤはオレの本気を知らないんだ…っオレのだって本気を出せば…っ!!!
(もう我慢ならんと自身の下着を脱ぎ捨て、イリヤのそれも強引にずり下ろし、互いのものを露わにする。自分のモノがちいさいと思ったことはなかった、イリヤのものを見るまでは…しかし、臨戦態勢に入った今、その大きさもひょっとしたら同じくらいになっているかもしれない、そんな一縷の希望に望みを託し、半ばヤケクソ気味に二本のものを見比べてみると…)
…っ!?
(口には出さなかったものの、自身のものより一回りも大きいその恋人の肉棒のサイズに、ゴクリと生唾を飲み込んでしまった。で、デカい…っ言葉にできな画素の驚きは表情に浮かび上がってしまっていて、悔しさに思わず涙を浮かべそうになるが)
オ、男の価値は大きさじゃない…っ!硬さとテクニックなんだかな…っ!
(そういうと不意にそのイリヤの巨砲を手に取り、あんぐりと口を開き頬張り、初めての口戯に必死にイリヤを責めたてようとしていって)


イリヤ♂白熊獣人
(示すために僅かに上げた腰のせいで、はっきりと相手の興奮した性器に触れてしまい、自身もそれに快感を覚えてしまったことは否定できず、相手の臨戦態勢に一瞬、小さい頃、いじめっ子にからかわれてどうしていいかわからなくなった時のように声が弱り)
ええ、どうして、ライカのそこ、そんな風になってるの……いやだ、脱がさないで、よぉ
(ずり上がった寝巻に顎を埋めるようにして見下ろしたのは、初めて見る形になっている恋人のそれ。妙に熱を籠らせた首を振り、その雄々しさにますますいじめられっ子気分が煽られて、はぎ取られる下着に抵抗して膝を寄せるが、緩く頭を持ち上げた自身の性器と相手が簡単に正対し、その驚愕の声が生温い息と一緒にかかれば、大柄な腿を寄せて恥じらい)
……だから、そんなの僕に主張しても仕方ない、でしょ……パンツ返し……や、っ…何…いきなり、咥えちゃ、っ……ライカ、の馬鹿…ぁっ
(甲高く跳ねる声が自分のものではないようで、首を振りながら、相手の頭に手を置いて押し留めようとするが、すぐに唾液越しにあたる牙の危機感も一緒になって、相手の思うまま育てられ、引き結ぶ口から短い喘ぎを漏らしながら目をつぶり、ぴくぴくと爪先を痙攣させ始める)


ライカ♂犬獣人
んっ…くふぅ…っ‥
(大きく開き頬張った恋人の肉棒、長いマズルをもってしても完全に奥まで咥えこむことができなかった。舌で感じる恋人の体温、トクトクと小さく脈打つそれに、妙な高揚感を覚える。さっきまで雄役をつもりだった恋人の口から洩れる濡れた嬌声にゾクゾクと今まで感じたことのない快感を目覚めていくのを感じた。もっと快感を与えてみたらどうなるんだろう、恋人の濡れた声に、徐々に加虐心が掻き立てられていき、舌をねっとりと先端に絡めていく。尻尾をご機嫌いわさわさと振りながら、自分が気持ちいいと思う鈴口、カリの裏、その長い舌を器用に使いながら、愛撫は少しずつ過激になっていく。次第に強くなるイリヤの雄の匂い、味が口腔に拡がり鼻腔を刺激する。相手が快楽を覚えていることを実感すると、なんだかこっちまで嬉しくなり、自分の経験をフル動員して、相手を優しく攻め立てていって)
んふふっ…ちゅっ…んはぁっ… イリヤもギンギンにしちゃって、気持ちよさそうだね… そんな声出しちゃうなんて… やっぱりかわいいのはイリヤの方なんだよ…
(すっかり熱に浮かされ雄の表情を忘れた恋人の顔を勝ち誇ったように見下ろすと、自分の指をくわえ唾液をそこに絡めていく。そして…)
チンチンだけじゃかわいそうだからね…こっちも気持ちよくしてあげるね…?
(再びそのペニスを飲み込み、愛撫を再開すると、同時に自分の唾液で濡れた指先を未使用の”入口”に宛がいぐぐぐと中に埋めていった)


イリヤ♂白熊獣人
(耳から血が出そうなほどの羞恥に、一度相手の頭をきつく掴むが引き剝がそうとする一瞬を狙いすますように絡まる舌に力が抜けて、ピクリといつの間にか立てていた膝が震える。じゅる、と啜るような音を耳にして、ようやく状況を把握して息を整える。初めてじゃあるまいし、と思い至れば、股間に埋められてるマズルが先程からかったのを思い出し、小さく苛立ちに眉を顰め、その頭の上に手を置きなおし)
ん……ふ、ぁ……あ、は……きもち、いい……よ、ライカ……
(撫でて促して。びく、と腰が跳ねれば、思っていたより硬くなっていた自身の先端が相手の口の中をつつき、敏感な個所を抉られる度に、喉が鳴る。目を閉じて味わい、余裕を見せようとするも、口から引き抜かれて見下ろされれば、潤む視界で見上げ、知らず濡れていた口をシーツで拭く羽目になり)
……ねえ、やっぱ、り…交代する気ない……?
(相手の台詞を聞けば無駄だと知りながら、交渉してみる。指をくわえる様子を怪訝にみているがその意図に気づくと、小さく首を振って)
え、そんな、いきなり……っ、ひ、…た、いっ……ぁっ……あ、あ……
(指を少々強引に進められて、「出口」を外から広げられ、羞恥と痛みにあえぐ。同時に暖かく柔らかい舌に前を包まれれば、どうなっているかわからない。縋る場所がなくて、坂様に枕を掴み、脚も脇も開いた姿勢のまま、それを恥じる余裕も無くなっていく。大きく口を開けた嬌声を上げれば、多少体の力が緩むのを知って、そのまま切なげに相手の名前を呼び)
ら、らいか…ぁ…ゆび、ゆび…どこまでっ、はいっちゃって、る、の……
(ぎゅっと枕を握る手に力がこもれば、思ったより異物感のある相手の指に思わず尋ね)


ライカ♂犬獣人
大丈夫だから…リラックスして…?
(イリヤの痛いという言葉に指が止まる。咥えていた肉棒から口を離すと、そのまま恋人を安心させようと身体を近づけその顔を覗き込んだ。)
ふふんっ…かわいいなぁ…イリヤは…っ
(未知なる快感に戸惑うその表情がやけに扇情的だった。触れてもいないのにライカの愚息はギンギンにそり立ちながら、先端からは涎を溢れさせている。鼻から力強い鼻息を噴き出しながら、相変わらず指はそのままに、その恋人の頬をペロペロと舐めはじめ、そしてその大きく開いた口に再び自分の口を重ねていく。さっきまでイリヤの肉棒を絡め取っていた舌で今度はまた深々とキスをして、その肉厚な白熊の舌を舐りながらゆっくりと指をすすめていって)
もうすっかり奥まで入っちゃったよ… ほら、こうすると気持ちいいだろ?
(さりげなく指を奥まで挿入すると、その指先で雌になるスイッチをくりくりと擦りあげていいた)


イリヤ♂白熊獣人
(一旦止まる指と口淫に息を吐き、瞬きを繰り返して潤みを飛ばしていると、ふと顔に陰が落ちて恋人が覗き込んでいるのを知る。その顔が興奮しきっているのを見て、一方で安心させようとしているいつもと同じ優しさを感じて、興奮と安心を同時に感じて思わず、引くつきながらも微笑みかけ、頬を舐められる間は目を細め)
か、わいくなくて、いいから…一回、止めて…ね、頭冷やそ……ぅ
(キスはごく自然に応えてから、先まで何を舐めていた口か思い出し、いったん肩が跳ねるが、すぐに再び指がくねり始め、引きずり出されるような舌のぬめりに意識をやって、ジンジンと熱くなっていく入口の感覚に耐えようと、自身も舌を滑らせ、枕から相手の腕へと手を移し)
ん……ぅ、ふ……ぁ……もぅ、無理、だよぉ……ぇえ、うそ……っ……ひゃ、ん……なに、だめ……そこ、嫌……っ、ん、ん
(とろりと甘える声になったところで、相手の言葉に体を離して覗き込みかけ、その一瞬を突くように、痺れるような快感を抑えられて、シーツの上に巨体をバウンドさせ)
だめ……そこ、っ……ゆび、おかひ…おかし、くなっちゃう、から…っ
(2発ばかり相手の肩を殴ってから、体中を震わせて、前を滅茶苦茶に濡らし、その指に操られるように腰を上ずらせ、ぎゅっと縋りつきなおす)


ライカ♂犬獣人
へ……?
(予想もしていなかった恋人の発言に間抜けな表情を浮かべてしまう。あまりにもあっけにとられすぎて、その言葉を理解するのに少し時間がかかった。恋人が恥ずかしそうに放った不器用な言葉は、悦びでライカの全身の毛を逆立てるほどに嬉しいものだった)
ふ、ふふふっ… イリヤ…先に言われちゃったな… 俺のほうが絶対大好き… 優しくするから…辛かったら言ってね…?
(張りつめていた感情はイリヤの言葉で一瞬に氷解した。目尻が垂れ、口元がだらしなく緩みながら優しい表情を浮かべてその言葉に返事を返す。小声で我慢できるかわからないけどと、無責任なことを続けながら、行くよ?と声をかけるとその肉竿を待ちに待った入り口をゆっくりとこじ開け始めた)
く…っ イリヤ… はぁ…やべぇ…っ…
(交尾が初めてなわけではない。でもこれほど待ちわびて、これほど繋がりたかった相手は初めてだった。徐々に肉竿の粘膜が相手に包まれていくと、ただの快感とは言い切れない、不思議な心地よさがライカを満たしていくのを感じた。まるで初めて性交を行った時のような、いやそれ以上の悦びがライカの身体を駆け巡っていく。口から湿った息を吐き、快感に声を漏らしながら肉棒は恋人の中に埋まっていった)


イリヤ♂白熊獣人
(精一杯の状態で囁いたつもりの告白といつ相手が攻勢に出るかという緊張は、一旦、相手の間の抜けた声に途切れ、怪訝に眉を寄せて相手を見上げ直し、嫌だったかと問おうとした言葉が、相手の表情と笑う声に止められ)
……驚かせないで。うん……ちょっと、頼りないなあ……
(喜んでいる様子に、心底ほっとしてしまう自分に、どれほどこの恋人に依存してしまっているかを自覚してしまい、ため息を突いて、もう一度体を開きなおす。途中、無責任な台詞を耳に止めていつもの様に窘めれば、多少緊張がほぐれ、素直に頷くことができた)
……ぁ、入って……う、……いっ…た……あ、ん……ん、ん……、ん、はっ……いたい、……ライカぁ……
(抉じ開ける切っ先に口を開き、呼吸を整えようとするが、さらに飲み込む太さが増せば、小さく喉を締めた悲鳴になり、相手の腕を掴む手にも力がこもる。硬くなる体を逃そうと、ずり上がりかけては抑えられて、目を潤ませ、開いた口から唾液が垂れかけて、口を結び、次第に近づく相手との距離に気づくと、体を縮めながら痛み交じりの熱に耐え。きゅっと一度締めれば相手が自分の中にいることを理解し、途端に、縋るように相手の体を引き寄せ、助けを求めるように泣き声を漏らす。自分を守ってくれる強い眼を求め、抑えた声で呼んで強請るように舌を差し出し、浅い呼吸を繰り返し始め)


ライカ♂犬獣人
ぅっ…くっ…あぁっ…っ
(先端が入り口をこじ開けるとまるで飲み込まれるように、いきり立った肉竿はイリヤの奥へ奥へと進んでいく。初めて挿入にキュウキュウと肉棒を締め付けられ、包まれる恋人の体温に感じたことのない快感を覚え、目を細めながら吐息を漏らしてします。 強烈な快楽と同時に胸を強く締め付けられるのが、念願の恋人と一つになれたという悦びだった。最奥まで肉棒を挿入すると、腰の動きを一旦止める。『や、やばい…イっちゃうかも…っ』うれしくてうれしくて、感情と肉棒が爆発しそうになるのが、雄としてのプライドを必死に保とうと必死に堪えていると、恋人の苦しそうな声に耳に入り)
あ、ごめん…イリヤっ… 大丈夫だから…っ ほら…リラックスして…?
(目を開けばそこにあるのは涙を浮かべる恋人の顔、ぎょっとして理性を取り戻すと、その強請る口に優しく口を重ね、労わるように舌を絡めていく。片手で頬を撫でながら目尻に垂れる涙を指でふき取りながら、相手をなだめようと口付けを交わしていき)
大丈夫か…? 慣れるまで、このままでいいから…
(口付けを離すと、相手の頭を胸に抱え込み、ポンポンと子供をあやす様に頭を撫でながらそう囁いて)


イリヤ♂白熊獣人
(ずるずるといっそ悍ましいほどの勢いで飲み込まれていく熱杭に全身の毛が逆立ち、獣その物の声が漏れる。強い指が加減を忘れて相手の腕を掴み、痛い痛いと繰り返している内心そのままに、潤む目を何度も瞬いていると、く、と一つ息を置くようにして最奥に止まる相手の肉棒に、ようやく息を吐き、はくはくと口元を震わせて、縺れる舌が涎と涙でベタベタな自分の顔を自覚して、また低く唸っていると、そこに与えられる口づけは甘く、舌に絡むそれが癒すような動きをする相手の舌だとようやく理解して、ぐす、と鼻を鳴らして、やはりようやくのように、指の力を抜き)
う……も、ライカ、の、馬鹿ぁ……こんなこと、させて……っ、許さないよ……
(優しく労られると、罵る言葉がするすると吐き出される。飾らない、そして、相手に許されるだろうと零してしまう本音。警戒も取り繕いも解けてしまって取り返せず、まるで子供に戻ったようにあやされると、たっぷり熱をもって火照る相手の肌から立ち上るその香りに、一瞬、体の奥底がキュンと締まり)
っ……うう……ライカの、馬鹿……ぁ
(馬鹿と繰り返し罵りながらも、縋り直す手は離すことができず、次第に安心感が勝っていく。慰める声もあやす手も、まるでいじめられっ子の自分を助けてくれたあの勇敢な初恋の少年そのままで、その事実と繋がった瞬間、内壁がいくつも勝手にうねり始め)
あっ……あ、やだ……ん、ん…ライカ、なんか、変……
(あろうことか、その動きを求めてしまうようなくすぐったい物足りなさに似た感覚まで覚え始め、相手を抱いていた膝でその体を摩り、爪先がシーツを引っ掻く)


ライカ♂犬獣人
ふふっ…
(相手の憎まれ口を聞くと思わず笑いがこぼれてしまう。いつものように皮肉の利いたそれではなく子供のような悪口にますます湧き出てくる相手への思慕の情。抱きしめる相手への安心感にが興奮を勝り、心臓がトクントクンと安らかな鼓動を奏で、胸の中の相手へと伝えていく。時が経ち互いに姿かたちは大きく変わったけれど、どこか懐かしさ覚える相手の匂い、体温に言いえぬ幸福感を覚えていると、包まれる肉棒に強請られるような刺激を覚え)
んっ…イリヤ…? そっか…もう大丈夫… ふふっ…気持ちよくなってきたんだね…?すっげぇかわいいよ…
(もぞもぞと膝で身体を撫ぜられながら、物足りなそうな切ない表情を浮かべるイリヤにゾクリと背筋が震える。恋人が抱かれる快感を覚え始めたと実感すれば、羞恥を煽るように囁き、再び軽いキスをして、肉棒で前立腺を軽く小突いて見せて)


イリヤ♂白熊獣人
(追いつめあうような、恐ろしいほど速まっていた互いの鼓動は、自分の耳元に聞こえる自身のそれは未だ速いものの、相手から伝わるそれはあやす手のように穏やかにも感じる。それに意識と呼吸を合わせ、縋る腕の中の相手の輪郭に集中し、ゆっくりと意識は相手への思慕へと向かう。距離を隔てて二度と会えないかもしれないと思いながらも慕っていた彼が、これほどまで近く、まして自分の体を欲しがって興奮し、幸せそうに笑っている事実に、強張った身体が戸惑いがちに緩み、それが快感を覚えさせ)
……気持ち、いい、なんて……もう、女の子、じゃない、んだよ……
(内緒話のように囁き合い、気を抜けばひくひくと痙攣して、相手自身の硬さを欲してしまう内壁を抑えようとしながら、何とも言えない表情を浮かべているが)
……ひ、ゃ……ん……っ、ぁっ……
(一つ小突かれた前立腺に、知識として理解はしていても直接刺激されるそれは、痛いほどの射精感をもたらし、漏らしてしまいそうな感覚に、相手の体を挟んで、頑健な膝が寄る。しかも余韻のような甘い痺れは継続して、甲高い声が漏れてしまいそうな口元を押え、びくびくと体を震わせ)


ライカ♂犬獣人
くくっ…そっかそっか…ごめんね、イリヤは女の子じゃなかったね…
(恋人の浮かべる快感に戸惑う表情に身体の内側から擽られるような快感を覚える。それは肉体的なものではなく、支配欲とでもいうのだろうか…今まで肉欲的に相手を求めてきたことは度々あったものの、このような感情を覚えるのは初めてのことだった。さっきまで限界寸前まで達していたものは、それを超え、疼く心を満たそうとさらに固さを研ぎ澄ませイリヤの中を圧迫していって)
じゃあ… こうしたって気持ちよくないかな…?
(少しずつストロークをつけていく。ゆっくりとだけど何度も、リズムをつけながらそのイリヤの内側の気持ちのいいところをゴリゴリと擦りあげていくと、不意に頭をイリヤの胸元へと持っていく。そして柔らかい匂いのする白い毛に鼻先を埋めると、隠れた乳首を見つけ出し執拗に長い舌先で舐り始めていく。こちらの刺激に応えるように快感を覚えるほどに肉棒を求めるように締め付ける恋人の肉壺に、快感に歪む表情に、堪えようとしても漏れだしてしまう嬌声に、ますます加虐心が掻き立てられていく。もっと自分を求めてほしい、自分で感じてほしい。相手の心を自分で満たそうと、壁の薄い隣室のことなどお構いなしに、行為はエスカレートしていって)


イリヤ♂白熊獣人
(これまで同様に自分の主張を受け入れるはずの台詞ではありながら、相手の声音に本能がざわつく。ライカ、と掠れる声で尋ね、見上げる目が相手の顔にたどり着く前に、ぐんとあるはずのない胎が圧迫される感覚を覚え)
……なんか、おっきくなって……ぅ、や、ん……っ
(意味のある言葉を紡げたのも束の間。まだ甘い余韻を覚えている前立腺を、今度は連続して擦り上げられ、冷めることのない快感に、耳元が沸騰しそうになる。絶頂を耐えて、体を丸めれば相手の毛並みに、自身の先端が擦れてまた痛いほどの快感を得てしまう。相手が首を下げれば、縋りやすくなった肩へと手を置き直し、途切れることない嬌声が自分のものと気づくより先に、また新たな快感を教え込まれる)
そこ、なめちゃ……っ、あっ……やだ、いろんなとこ……っ、やめて……やめて、ライカぁ……
(年上の娼婦に戯れに擽られてもよくわからなかった胸元が、相手の熱い舌先で擽られると、その体温を上げるのに一役買ったようで、相手を押しのけようとしても、まるで力が入らない。びくびくと震えながら、泣き声交じりの声を漏らし、相手の腰を抑えようとした脚が滑って捕まえきれずに、その腰の動きをさらに如実に感じる。うっすら虐められて泣いていた子供時代の切なく懐かしいような感じも覚えて、逆らえないほど愛しい体に押し倒されて、好きに貪られ、許しを請う一連が体に与えられる快感を増し)
……ライカ、ライ、カ…ぁ、っ……う……好き……きもち、いいの、もっと、して……
(ついにそう発してしまえば、プライドも理性もドロドロに溶けてしまった様子。もう仕方ないとどこかで思えば、硬く堪えていた腰がジワリと上擦り)


ライカ♂犬獣人
(胎を押し上げる度にぎゅうっと締めあげられる肉竿、やめてと言いながらも 胸の突起を舐め上げられれば、漏れだしてしくる甘い吐息に益々本能は掻き立 てられる。興奮なあまりにドロリと肉棒の先端からは愛液が溢れ次第に、掻き 回す肉壺からグチュっと淫靡な音が奏でられ始めた。早く強く脈打つ鼓動に胎 内を抉るペニスは呼応され、自身の興奮を愛しい相手へと伝えていく。)
ふぅ っ…はぁ…っ …ッ へへ… いろんなところってどこの事…? ここのこと かな…?
(胸から口を離すと、興奮と羞恥に赤らむ顔をいたずらな表情で眺め ながら、今度は両の手でその先端を弄り始める。掌でその旨を包み込むと白い 毛を指に挟みながら指先で優しく摘みそして転がしていく。さっきまでこちら を抱こうとしていた雄の表情は見る影もなく、それが快楽に戸惑い歪んでいく 様がなんとも愛おしくてたまらなかった。相変わらず硬くなった雄で"中"を強 めに押し付けながらお腹に触れるイリヤの雄には一切手を付けずに意地悪な目で見つめて)
…ッ!? そんな顔してそんなこと言わないでよ… 我慢できな くなっちゃうだろ…っ
(不意に漏らした恋人の言葉に、心臓が一際強く脈打 ち、興奮にゾワりと毛が逆立つ思いがしてぴたりと動きが止まる。身体がどん なに素直に反応していても、言葉では強がっていた相手からの不意打ち的な一 言に、一気に体温が上昇し射精感が強まっていく。達してしまわぬようにと身 体を制し、奥歯を強く噛みしめながら堪える。そして胸を愛撫していた手を離し再び相手の頬にやると…)
イリヤ、もう一回ちゃんと教えて…?
(湧き上がる相手への様々な欲望で歪みそうになる表情を余裕なさげに堪えながら、もう一度相手の強請る言葉が聞きたくて愛おしそうに見つめそう呟いた)


イリヤ♂白熊獣人
(つい先ほどまで安らかに眠るはずだったベッドの上は着衣や皺でぐちゃぐちゃなうえ、自身も思ってもみなかった状況に陥っている。ぐす、と鼻が鳴って、駄々っ子の様に唸って、恨めし気に睨み上げるも、ぬる、と胎内が滑りを増す感触に、ぶるりと首を振り)
……っ、ぃ…あ……ぅ、なに、すごい、濡れて……
(口走ってしまったセリフがますます自身の浅ましさを示すようで慌てて口を噤むも、ぎしぎしと軋むベッドの上、ぬるりと滑っては、相手の肉棒の凹凸に入口が引っ掛かり、ぷつ、と抵抗を与えてまた差し込まれる運動は変わらず続けられ、その上に)
ちょ、っと……んん、そんなの、しないで…やらし……
(両の指でぷっくりと膨れた乳首を弄る相手の姿が、自分が何をしているかを認識させるようで泣きそうになるが、手をさかさまに枕をきつく掴めば、自然反る背中のせいで、そのまま差し出すようになり、本当に快感を得るはずの自身の雄は放っとかれて切なく相手に触れるばかりのくせに、立ち上がっているのがまた羞恥を煽る)
……う……僕、何も……
(ようやくに小休止を与えられるが、相手が上から何か、感極まったようなことを言う。散々喘がされた声では、一瞬何も思いいたれず、呼吸を整え、深くをえぐられるまま、まだストロークされているような余韻に蠢く内壁を感じ取っている。深く息を吐き、開ききっている膝を、今更にもぞもぞと少しでも寄せようとしていると、自分も随分汗をかいているのだがそれでもさらに暖かく感じる手に頬を包まれて、見上げれば、その余裕のない、しかし、自分をじっと優しく見つめる顔と目が合って)
……すき…ライカ…きもち、よくして……
(操られるように、ついと口を着く。その一瞬あと、辛うじてどんな薄い壁の向こうにも聞こえないように、相手の肩を掴んで引き寄せるだけの分別をもってもう一言)
……僕…ちゃんと、かわいい…?かわいい、って……言って……
(紆余曲折と再会、小さな頃からの恋慕が双方向だったことを知りながら、どうしても強請りたかった、欲しかった一言を、頬を染め、強い腕で相手を抱き寄せながら囁く)


ライカ♂犬獣人

(予想していたものとは違った恋人の言葉。望んでいたものとは違ったのに、望んでいたものよりもはるかにその衝撃は強かった。抱き寄せられ汗ばむ恋人の匂いに包まれる。恋人の照れる表情を見ることはかなわなかったけど、頬を染め恥ずかしそうに強請る白熊の顔を想像するのは容易かった。その大きな体に似つかない、その甘く幼く儚いお願いの想定もしていない可愛さに、返す言葉も忘れこちらも赤面してしまう。そうかそうか…まだ全然オレの気持ちが伝わってなかったんだな… その言葉を脳内で何度も噛みしめながら、むずむずとした笑いがこみ上げてきてしまい)
…っえへへ… イリヤ? もう…超かわいい…っ!
(胸元に埋まった顔を上げ、またしても剽軽な笑みを浮かべその羞恥に赤らむ顔を覗くと、恋人が望む言葉と同時に強く腰を打ち上げる。ただ単に我慢ができなかった、堪えきれない自分の思いを伝えようとひたすら勢いよく自分の思いをぶつけていき)
かわいいっ…!イリヤっ…好きっっ…かわいいよっ…大好きだからっ…絶対離さないっ…!!‥イリヤっ…!!
(言葉と一緒に勢いよく身体をぶつけていく。イリヤの手を強く握りしめ、ギリギリまで腰を引き抜きそして一気に突き上げる。抑えきれない感情に自分自身何を言っているのかもよくわからない。ただ相手が愛しくて、激しく愛することでその快感を共有していって)


イリヤ♂白熊獣人
(沈黙が怖くなって、ますますぎゅっと力任せに言うことを聞かせようとするように腕に力を籠める。その腕の中に納まる相手の筋肉質な体があり得ないほど近く、その意味を改めて理解して、今度は返答を強請って、おずおずと相手の頭に顎を摺り寄せた。ねえ、と甘える声も、もしかしたら漏れたかもしれない。相手が顔を起こす気配に、自分は顔を背けて、しかし腕をほんの少し緩めてそれを助け、濃密な空気を震わせる相手の笑い声と、自分を呼ぶ名前に潤んで、相手からの返答に自分の全てを投げ出してしまったような目線を戻し)
……ひゃ……んっ…ぁあ……ライ、っ…カぁ……
(もう声を抑えるなんてできなかった。与えられる言葉とそれを裏付けするような相手の興奮を感じ取ってしまい、繋いだ手を口元に持ってきては、そのまま、体が媚びるように捩れ、全身が相手からの律動を受け止めてしまう。箍が外れたようにその仕草や声でも快感を表し)
ライカ、ライカぁ……ほんと?…好き……ずっと、好き、だったの……っ……いやぁっ……おかしく、なっちゃう……
(ずっと、と口にした途端、体の痛みとは別の切なさに、一度に視界が歪み、ぽろぽろと勝手に涙が落ちる。それと同時に熱い杭に体の中まで愛し抜かれてしまって、甲高く喘ぐ声と同時に、逃げられない快感に首を振り、ぎゅうと身体が痙攣する感覚に、絶頂を覚え)
ライカ、らいかぁ……やだ、怖い…おわっちゃ、うの…まだ、やだぁ……おさえ、てて……
(繋いで抑えられている手を自分の勃起した性器の先端へと引っ張る)


ライカ♂犬獣人
イリヤっ…! 好き、だよっ…! オレもずっと…っ!!
(イリヤの告白に呼応するように気持ちを吐露する。溢れる恋人の涙に、此方も切ない気持ちが溢れてしまう。泣かないでと小さく囁くとその涙を舌で拭い、そのまま恋人の口を塞ぎ、相手への気持ちを必至に伝えていく。胎内が強く強請るように求めてくるのを感じれば相手が絶頂に近づいていることを知る。初めて一つになれた悦びと相手への溢れる思いに忘れかけていたがこちらも、すでに限界に近づいいていることを思い出し)
はぁっ…ぁっ…イリ、ヤ… 大丈夫だから…っ これが終わりじゃないから… 安心して…?
(初めてはどうしても一緒に絶頂を迎えたかった。堪えようと自分の手を引っ張るイリヤの手を再び強く握りしめ、そのままベッドに押し付けると、ラストスパートをかける。打ち付ける腰のリズムを上げ、その激しさに肉と肉のぶつかる音が部屋にこだましていきより一層興奮を高めていって)
イリヤ…おれも、もうっ…はぁっ‥ぁっ…っ
(こみあげる射精感、だけど先に果てるわけにはいかない。もうピークに達しているにもかかわらず、同時に絶頂の快感味わいたいと、苦しそうな、切ない表情を浮かべながら相手が感じる部分を執拗に攻め続け相手へ快感をぶつけていき)


イリヤ♂白熊獣人
(なぜ泣いているのかもわからないまま、それを止めなければと唸っていると、相手から、自分の台詞を肯定する言葉を聞いて、止めようとしていた涙さえ受け入れられてしまって、優しくしっとりとまだ少し塩辛い舌を与えられれば、自分も柔らかくそれに応え、くぐもる声を漏らしながら、唾液を強請って舌を絡め、瞬きを繰り返してから、快感に目を閉じる。相手に強請って引っ張った手は、しかし、自分の意思を叶えることはなく)
ぇ……ちが、う……前も、触って……ひ、ぁ……あっ、はやい……あん、ライカ、らいかぁ……きもちいい、の……ライカぁ、好き、大好き……ぃ
(駆け上がるようなリズムに一つ一つ数えられないようなストローク。時折咳き込みながらも、頭に浮かぶ言葉が分別なくただ出て行ってしまう。開いた内腿に相手の毛並みが触れて、ぞわりと今更でもそこから震えが来てしまう。思わず体を傾け、自身を掠めさせようと腹筋をわずかに動かせば、内壁の締まる角度が変わる。と、ビリビリ掠めるような一点を把握されて、それが露骨に責め立てられていけば、何も考えられなくなっていく。)
(つぶっていた目を開いて相手を認めれば、その切ない顔と強い目線、余裕なく食いしばる歯や、自分を押さえつける手が目に入り)
……っ、う……ライカ、ライカ、すき……だめ、中、で……っ、いっちゃ、う………っいや…………――ッ!
(それを目にした途端、体が暴走するように痙攣してその快感を全霊で味わってしまう。絡めた指を握り、内壁もこれまでにないくらい引き絞られて、相手の体と自分の腹に精液をたらし、一瞬身体が緩みかけるが、それでもまた咀嚼するようなうねりを与え、そのたびに、掠れる声で相手の名前混じりに喘ぎ)


ライカ♂犬獣人
っ‥いり、やぁっ… 好きっ… おれもっ…くぅっ…アァァァッッ!!……―――
(イリヤの切ない声が耳に入った瞬間、内側の感覚が変わる。強く優しく、搾り取るように蠢いて絶頂を搾り取ろうとしてくる恋人の中、まるで自分と同じように、絶頂を共に感じたいと言っているように思えた。これ以上幸せを感じたことなんてあっただろうか。一度潰えたと思っていた幼少期からの恋。共に姿は変わり紆余曲折は経たもののまた再び交わることができた。肉体的にも精神的にもこれ以上満たされたことなんてない。思い人との交接がこれほどに尊いものだなんて、思ってもいなかった。絞り出す様に相手の名前を呼び気持ちを伝えると、その思いは堰を切ったように愛おしい相手の中へと吐き出されていく。同時にお腹に感じる暖かい温もりと匂い。今まで感じたことのない大きな幸福感と快感に、またそれを二人ともが共有できていると感じることができたことに、普段とは比べ物にならないほど精液が勢いよく溢れていく。ドクドクと溢れ止まらないそれに身体が震え、相手を強く抱きしめながらその悦びを享受していくしかできなかった)
…はぁ…ぁっ…っイリヤ…っ
(射精の勢いが少しずつ衰えていく、再びその愛おしい相手の顔を見ると、自然とありがとうという言葉を溢してしまう。相手の気持ちが嬉しくて、堪えきれない思いを優しいキスに託し再びそっとその口付けを奪った)


イリヤ♂白熊獣人
(1人ぼっちで布団を被って、あるいは虐められて隠れて泣いていた時に呼んでいた名前に、今はこんなに熱く、しっかりと自分の名前でもって応えてくれる彼の姿。それがしっかりと全身で自分を求めているという事実が、また涙腺を刺激する。それがもっと欲しくて、彼の名前を呼んでは辛うじて動かせる指の力を込めて強請り、相手に自身が何か与えられているかという余裕すらなく、ただ、欲しい欲しいと体を開く。それに応えるように自分の胎内は蕩けてしまったようにそれを受け入れ)
ら、いか………ぁ……あふ、ん、ん……いっぱい、で、てる……?……おなか、あったか、い……
(言葉すら蕩け切ってしまったように、もう力が入らない。胎の中へと叩きつけられる精液は、雄の体にはあり得ないものだったが、自分には必要で、求めてすらいたのかもしれないと思えるほどだ。だから、相手にもそれを尋ねて、あったかい、と繰り返すとまた滲むように瞼が熱っぽくなり、潤むそれごと目を閉じれば、囁くような声で相手が、ありがとうとつぶやく。同じ言葉を返すよりも、そっと、優しい声で、頷いて、顔にかかる陰を察して、しっとりと口を寄せ)
……ぼ、く……よ、かった……?
(すでに散々、尋ねたい言葉も言いたい言葉も口走ってしまったので、幸せな気持ちを続けようとそんなことを尋ねてしまう)


ライカ♂犬獣人
いっぱい…でちゃった…っ イリヤ…かわいい…っ好きだよ…
(思いのたけをぶつけた分だけ無遠慮に溢れるほどに中に出してしまったけれど謝ろうとは思わなかった。ここで謝るのは全部を受け止めてくれた彼に失礼な気がしたから。再び自分の気持ちをそっと呟くと、その恋人の問いかけに応えるように額にちゅっとわざとらしく音を立ててキスを落とした)
ふふふ…えへへ…っ イリヤ〜♪ オレ、今すっっげぇ幸せ… ようやくイリヤと一つになれて…
(一しきりその余韻を味わい終わると、今度は嬉しさにまただらしのない笑みがこぼれ始める。緩み切った目尻に口元、尻尾はふわふわと左右に振れる… 離れるのが嫌だとまだ繋がったまま、幸せそうに相手の名前を呼びその大きな体に自分の体重をゆだねながらニコニコと相手を見つめていると、その中で果てたはずのそれがまた膨らみ始めていることに気づきもしないで…)


イリヤ♂白熊獣人
(もう全身が蕩け切ってシーツの上に染み込んでしまいそうな気もする。だるいほど開いた脚の感覚もないくせに、しかし、相手の体に捕まっている腕は敏感にその体が屈むのを察して、額の上に跳ねた唇の音に瞬き、もぞもぞとその体を引き寄せる。自分の問いかけに十分すぎる応えに、まだ信じられない思いと幸福が暖かく染み込んでいく。相手の汗の匂いにすら甘えるような声が漏れ)
ふ……僕、も……ライカ、が、そばにいて、くれる、から……
(ゆっくりと動かせるようになった腕が、相手の肩を辿り、その顔が見たいと強請って、笑う鼻先から眉間まで撫で、自分も力の抜けた笑みを見せ、目を合わせたままシーツにくたりと頭を預ける)
うん……ライカ……ふふ、うれしい……
(浮かぶままに言葉をつなげてその顎を力の抜けた手で触れていく)


ライカ♂犬獣人
ふふふ… もうホントに… もう…なんていうかね… イリヤともう離れたくない…っ
(その感情をすべて表そうとしても言葉にならない。その代わりにだらしなく緩み切った顔はニコニコと嬉しそうに恋人を優しく見つめ、尻尾はぶんぶんと風を切るように勢いよく振れる。顔に触れるイリヤの手が恋しくて自分の手を重ね嬉しそうに頬ずりすると、相手への思いを形にしようと、再びその唇に優しく唇を重ねてやって)
…ん…っ イリヤ気持ちよかった…? あのイリヤが、まっさかあんなかわいい声あげるなんて思ってなかったよ…っ
(そう尋ねたライカの顔はどこか意地悪なものだった。抱かれるつもりなどなかった恋人の抱かれた時の顔。その快感に紅潮した顔を思い出すとまた嬉しくて顔がほころんでしまう。初めて繋がれた嬉しさ、快感の余韻、幸福感の包まれ、まだつながっていることなど全く意識の中になくなっていた。イリヤの表情、匂い、体温を改めて感じていくと逝ったはずの肉棒は、イリヤの胎内でさらに肥大化し、その根元が徐々にイリヤの入り口に栓をするほどまで大きくなっていたことにまだライカは気づいていなかった)


イリヤ♂白熊獣人
(自分の気持ちを代わりに言い表そうとしてくれているかのように降ってくる言葉に甘えて、掠れた声が、僕も、と同意する。自分の体の上で軽やかな音を立てるのが相手の尾だと知って、今は見えないものの、彼の感情的豊かな尾を思い、目を見合わせたまま、自分も嬉しくて、少しだけ笑う。重なる手に自分の手も温かさを感じ、わずかに相手の頬の毛を摘まみ、ああ、キスされる、と思えば、目を閉じて静かにそれを受け入れ)
……ふ…ぅん……だって……だって、さ……声なんか、気にしてる余裕、なかったんだ、もの……
(まだ相手の頬の毛を親指で撫でつけ、とろんとした口調で返す。羞恥を覚えないでもなかったが、まだ相手に甘えるまま)
……そんなの、思い出させないで……
(自分が下にいるのが悪いのかと、体を反転させようかと、ようやく脚をわずかに動かせば、相手の体を挟み、そして、違和感に小さく唸る)
ぅ……ぇ、なに…なんか、いま、硬いの……
(たっぷり注がれたその精で滑って抜けるだろうかと思った相手自身が、妙な形状になっていることを、中で感じ、体をそのまま固め)


ライカ♂犬獣人
へっへへっ… かわいいこというなぁ… もう…っ!卑怯だよイリヤ…っ
(声なんか気にしてる余裕がない、そう言われますます嬉しさがこみ上げる。未だ快感に放蕩とした口調で話す恋人のその言葉のかわいさに、何とも言えない感情が胸を熱くしていった)
ん… あ、やべ… ちょ…っと動かないで…っ あ、ごめん…イリヤ…まだ終わりじゃない…かも…っ
(モゾモゾとイリヤが動いたことでようやく気が付いたその違和感。1回目の射精は、もはやその準備にすぎず犬の射精はむしろ2回目が本番だということをすっかり忘れていた。もうすでにロッキングの用意は8割ほど済んでいて今更抜くことが叶わない状態になってしまっていた。胎内で膨れ上がる肉棒と比例するように、再び目の前にいる番に種付けしたいと思う気持ちも膨れ上がってきてしまい、ばつの悪そうな顔をしながら)
あ、あのね…犬族のちんこって… 膨れて抜けなくなる仕組みになってるんだよね… 説明してなかったけど… で、なんていうか、これで終わりっていうかむしろこれから始まっちゃうんだけど…
(申し訳なさそうに説明をするものの、自分自身は再び元気を取り戻し第2回戦目の準備を着々と進めていた。言葉だけでなく自身の身体を持ってその犬族の生態を教えようと、腰を強めにグリッと押し付け、中で亀頭球が膨らんでいることを意地悪に伝えてみて)


イリヤ♂白熊獣人
(だってぇ、と思う存分伸びた語尾で甘えるのも、普段であればありえないことだが、彼と2匹だけの世界なら許されるのだと繰り返す。甘い気持ちで頬の毛を摘まんで撫でていた手はそのまま、体を起こしかけて自分が困惑と快感に混ざった声を上げるのと同時に相手も喘ぐような声を上げるので、体は中途半端に起こして、腹筋でキープするのも難しく片脚を立てた姿勢で相手に支えさせ)
ぇ……なに、ライカ……抜かないで、2回目、とか…若すぎるでしょ……
(とりあえずまあ、身に覚えがないでもない若い頃の体力と性欲を重ねて戒めてみるが、どうにもそうではないらしい。宥めながらも、先の快感がまた与えられるのかという期待も抑えられず、ひく、と胎内が蠢き、それだけで前も僅かに持ち上がってしまうが、続く説明に、思わず呆気にとられ)
は……ああ、聞いたこと、ある、けど……え、それって……んく……
(他種族の生態の差は多少ジョーク的に語られることはあっても、この知識に関しては、つい先ほどまで全く一生自分に関係のある知識ではなかったので忘れていた。ぐいと腰を進められれば、また奥を小突かれて、同時に入口も押し広げられて、思わず触れていた頬の毛を掴み、爪先を丸めて震え)
ゃ……あ、さ、さっきみたい、の…されたら、僕……また、おかしく、なっちゃう……
(さっきからかわれた声のこともあり、相手を抑えようと首を振るも、すでに教え込まれた快楽と、妙に被虐的な気持ちにもなって、知らず、耳は伏せられて目元が潤み、嫌々と首を振る仕草も、それっぽく)


ライカ♂犬獣人
2回目とか、若いっていうか… イリヤの可愛いところ見てたら…全然収まんなさそう…っ
(愛おしい恋人の戸惑った表情、普段とは違う妙に色っぽい掠れた声に打ち込まれた肉杭が一気に膨れ上がっていく。先ほど限界まで怒張していたと思っていたはずの肉棒は一回り大きくなり、その入り口を完全に塞いでいく。密着することでその力強い脈動と熱い体温を恋人に伝え、同時にねっとりと包まれる心地よい快感を教示しながらにやりと笑って)
へへ… もう一緒に…おかしくなっちゃおうか…? オレと一緒なら、怖くないだろ…?
(イリヤの被虐的な表情に捕らわれた獲物のそれを本能的に思い出す。ほんの少し前に浮かべていた優しい笑顔は、次第に嗜虐的なものへと変貌する。頬に差し伸べられた手に重ねていた手を、今度はイリヤの頬に添え耳元で囁くと、もう片方の頬に味見をするかのようにぺろりと舐めあげた。)


イリヤ♂白熊獣人
(ぐす、と思わず鼻が鳴ってしまうが、虐められていた時とはまるで違い、密着した体に守られているような安心感と骨まで食べられてしまいそうな切ない緊張感が目を潤ませてしまう)
僕、かわいいとか……っ、ぅ……ライカ、またおっきくなってる……
(先まで散々強請っていたかわいいという言葉を否定しかけたところに、散々擦られてまだじんわりと熱い中が押し広げられるのを感じ、途端に腰の力が抜けてがくがくと2度ほど大きな痙攣が来る。そのまま結合部へと片手を伸ばせば、膨らんだその形状に指が驚いて身体が逃げを打ちかけるが)
ふぁ、っ……あ……ら、ライカ、と、一緒……
(鸚鵡返しに聞き返したところで頬を掬われ、相手の表情を見上げる。捕食するかのような顔は、けれどもあの時の憧れの少年そのままで、囁かれる耳元に、息をのみ.頬を舐め上げられれば、もう一度鼻を啜って目を閉じ)
ん……いいよ、ライカ……連れてって
(至近距離のまま相手の方へと両手を這わせ、ちらりと一度目を開くものの、また目を閉じてから、きゅうと意識して広げていた腿で相手の体を軽く締め


ライカ♂犬獣人
…っ うん、一緒に行こ…イリヤ…
(身体がゾクゾクする。自分の野性、本能、感情を全てぶつけてもそれを受け入れてくれる…いや、それどころかそれ以上に、恋人が自分を求めてくれることが何よりもうれしてく、今までに感じたことのない感情が体に満ち溢れていく。優しくしたいのに虐めてみたい、愛したいのに壊してみたい、ふつふつと湧き上がる矛盾するようで相反しない複雑な感情に冷静になれるわけもなく、相手が要求するのと同時にその身体を強く抱きしめ恋人を欲して)
もう何も考えなくていいよ… オレももうわけわかんなくなっちゃった…
(そう呟くと、その濡れた吐息が漏れる口を激しく塞ぎ、恋人の匂いと味を求めながら、激しく体を揺さぶり始める。直前に放った精液がイリヤの体温に温められ、潤滑油となって肉棒に絡みつき心地の良い快楽を生み出していく。亀頭球によって固定されているにもかかわらずただ相手と快楽を求めるままに身体を突き動かしていって)


イリヤ♂白熊獣人
(自分を組み敷いて捕食するような本能を隠さず興奮しきった荒い息を吐きかけられているのに、その声が何より優しく感じて、相手の肩に置いた手を滑らせるようにして撫で自分の意志で誘いをかける。すぐ抱きしめられて相手の体温とその肌の香りに包まれてしまい、また上擦る声が漏れ)
く…ぅん……ライカ……好き……
(ぽろとこぼしてしまった言葉を染み込ませるように相手の耳元に頬を懐かせて密着度を高める。そのまま囁かれた言葉が自分の涙腺を簡単に壊してしまい)
……んは……いい、の…いいの、僕……何も、考えなくて…っ、ライカ、に、気持ちよく、してもらう、の、だけ……っ、あ、ん……ひ、もち、いい……ライカぁ……んぅ……らいか…
(舌を絡め合いながらの聞き取りにくい声、唾液を飲み込みながら、たった一人で気負ってきた心が簡単に折れて溶けて、相手に与えられる愛情とかそういうものに流される幸福を訴える。相手の動きを邪魔しないような力の抜き方が、自分の快楽を増すと体が覚えて、それでも絡めた舌は離さず、時折相手の腹筋が掠める自身の性器も刺激に濡れ)


ライカ♂犬獣人
んっっ…ぅっ…はぁっ…!!ふーっ… ぁっ…っ!!
(普段であれば恋人のこぼした言葉に喜んで尻尾を振って自分もだと伝えているだろう。しかし今は言葉を返すことも忘れ、ただひたすら肉体を通して自分の思い気持ちを伝えることしかできない。少しも離れたくない、ほんのわずかでも多くイリヤを感じたい。その声も、匂いも、味も、体温も、五感すべてで相手を感じたくて、呼吸が苦しくて鼻息を荒くしながらも、決して口を離さずに強請る様に激しく舌を絡め続けていく。抱きしめる力はより強くなって、打ち付ける勢いもより一層激しくなる。自身の潤滑油にまみれ、ぐじゅぐじゅといやらしい音を奏でながら肉壺からは愛液と精液が泡立って混ざっていって)
ぁっ…はぁっ…ふぅ…いりや…っっ!!っ ぁっ…!!
(暴力的な幸福感と快楽に頭がチカチカする。我を忘れるほどに嗚咽をこぼしながらそれでも相手を求めることをやめず、何度も何度も恋人が気持ちよくなる部分に自分の肉槍を突き立てる。限界などもうとっくに超え、肉棒の先端からは、だくだくとその思いを吐き出し恋人の身体をさらに満たしていく。これだけ繋がっていてもまだ足りない。あふれる思いはより深く強く二人のつながりを求め、そして徐々に絶頂は近づいていって)


イリヤ♂白熊獣人
(掌で相手の体を探ればその手にも、ありえないくらいの体温が移って、自分の体にもそれが欲しくてぎゅっと腕に力を籠める。時折相手の吐く息が口の中へ含まされてそれを飲み込み、絡まる唾液をこぼしながら、くぐもる声を快楽のままに上げさせられる。ずるずるとシーツの上に自身の体が打ち付けられる音も、鼓動にかき消され、既に一つ一つの律動ではなく唯々熱いとだけ感じられ)
……ふ、は……ライカ……ぁっ……
(口が僅かに解放されると含まされる自分の名前に、自身も相手の名前を返して、鼻にかかる声で喘ぎ、散々擦り上げられた弱い部分がまた小突かれて身体が捩れてしまい、頭が白くなっていく。しゅわしゅわと炭酸めいた血流の音すら感じられて、思わず相手の背中に爪を立て)ライカ、らいかぁ……も、だめ……、っ……ん、ん……
(びく、と身体が震えて、殺す声と共に背中が反り、相手を抱えるまま、妙な形に固まる爪先がシーツを蹴って、顔を歪め、ぐっとまた一段濡れた内壁が狭まっていく)


ライカ♂犬獣人
…っっっ!!!
(こみあげてくる大きな快楽のなみ、足元からゾワゾワとした感覚が体中に広まっていく。まだ…まだまだ…これで終わりは嫌だ…もっともっとイリヤが欲しい…っ 予期せぬタイミングで告げられようとした終わりに歯を食いしばり、顔をゆがめながら抵抗する。もう身体はとっくに限界を迎えているはずなのに、イリヤの愛を感じたいという欲望のみが暴走し、貪欲に恋人を求め続けようとする。)
まだ…やだ…っ!!
(イリヤの言葉と急にきつく締めつける胎内に限界を共に迎えようとしているのを理解するが、身体を震わせながら駄々をこねて交わりの終わりを拒絶する。)
いりや・・っ!イリヤっ… ぅぁっ…!!イリヤっ…くっ…あぅっ!!
(恋人の名前を呼び乱暴に腰を動かしながら、搾り取ろうとする胎内をさらに抉り始める。快楽の頂点だと思われていたポイントをゆうに突き抜けて、がむしゃらに相手を責め立てていくと、ついにこちらも耐え切れなくなってしまい頂に向け、肉棒はひときわ強く脈打ち始めてしまって)


イリヤ♂白熊獣人
(過ぎる愛しい熱に体を任せて手放そうとした意識が相手の声と強い動きに揺り戻され、抑制しかけた声が悲鳴になる)
ひゃ……ん…っ、ら、らいか……ぁ……ああ、おなか、お腹、こわれちゃう……あ、ん……だめぇ……ライカぁ……
(首を振り、子どもの様にすすり泣いては相手の体を抱きとめようとするが取り繕うこともできずに、抉られる胎内にまた声を上げ、逃げを打ちかける体を相手にしっかりと抑えさせようと爪を立てたまま相手の背中をしっかりと抱きなおして、発情に甘い体臭を相手に届け、ぽろぽろと泣き縋りながら)
ライカ、らいかぁ……もっと、来て、い、ちばん……おく、に……
(すでに浮かぶ単語を口にするしかできず、顎をそらしては相手の舌を求めて啜り、ひん、と甘く啼いて相手の体へと自分の体を摺り寄せ、自分も境目を無くしてしまおうとするように)


ライカ♂犬獣人
い、りや…っっ……イリヤっ…っっ…!! ぅっ…!!!!!
(名前を呼ぶことしかできない。辛うじて聞こえた相手のおねだりに応えようとしたのか、それとも体が勝手にそれを求めていたのかわからない。再び荒々しくそのマズルを奪い体液を交わらせながら、これ以上ないと思われていたのにその爆発寸前の肉棒をイリヤのさらに奥深くに突き刺して、その思いは爆ぜていった。キスで口がふさがり、絶頂の声もでず暖かい吐息のみがイリヤの口の中に運ばれる。先ほど出した古い精液を押しのけ、さらになみなみとイリヤへの思い注いでいき、命を宿す代わりにその胎内を愛で満たし膨らませていった。ライカの全身に今まで感じたことのない愉悦があふれだす。このまま溶けてイリヤと一つになりたいとすら思える幸福感。その幸せが少しでも長く続いてほしいと柔らかなキスをしながら恋人の指に指を絡め、全身を満たす心地よさに浸っていった)


イリヤ♂白熊獣人
(夢うつつに相手に応え、その体を撫で続けている手が一度止まり、求めるままに相手の体がさらに近く落ちてくるに従って、さらに一段、「入口」が広げられ粘膜が相手の性器に密着する)
ひ……っ、く……
(引きつるような声を飲み込み、噴き上げるのとは違い、互いの毛並みに染み込ませるような射精をして、相手の体にまた爪を立て、危うく相手の舌を噛んでしまいそうなのを絡めた舌を硬直させることで耐えた。ほぼその絶頂の隙を突くようにして熱い精液が体の奥底へぶつけられ、しかしあふれることも許されずに内壁の粘膜が引き延ばされる。其のせいで絶頂はさらに引き延ばされて、口元を覆うマズルがその動きを柔らかに変えても、痙攣は収まらず、飛びかけた意識は戻るのにまだしばらく時間がかかる様子。危うい焦点で相手を探し、与えられた指を弱い力で握り返すばかり。しかし圧倒的な多幸感に胸が高鳴り、鼻を鳴らす合間にも相手を呼んで)

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